気功とは何か

一回目の遠隔気功の翌日、相変わらず歯の痛みは1日中激しく続いたものの、夕方にある意外な変化を感じました。


それは痛みに関する変化ではなく、心境の変化でした。


私は昔から、自分を何かと責める心の癖が直せませんでした。

苦しいし病気の原因にもなりやすいことから、心理学関係の本をたくさん読んだり、認知行動療法を取り入れてみたりと、自分でも何かと心がけてきたつもりです。

それでも抜けきれなかった心の癖です。

それが自然と、

「ああ、もう自分を責めなくて、いいんだな」

と思えるようになったのです。

初めて、心も体も緩むのを感じました。

自分も他者も許すというのは、なんと楽なことなんだろうと波を漂うような気持ちでゆったりと考えていました。

歯の痛みのほうは、集中的にヒーリングを受けている間もずっと続きました。

でもだんだんと痛み止めが効くようになり、ときにはヒーリングの時間中に眠ってしまうこともありました。

そうこうするうちに、ある日突然、痛みが格段に楽になったんです。

その日はヒーリングの2時間後に突然激痛で目が覚めましたが、痛み止めを飲もうかと迷ったものの、ためしにぷるぷる気功を10分ぐらいやってみて、患部に手を当てるのを数回繰り返してみました。

そしたらそれで痛みが引いてしまったのです。

その時から、格段に楽な痛みになりました。

徐々に痛みは減っていき、最初は絶望的と思っていたのに徐々に希望を抱くようになりました。

そして歯医者の予約日。

なんと、無事神経を抜かずに調整だけで終了したのです。

数日前には信じられない結果でした。

思うのですが、他力が必要な時って、あるんですね。

今までも気功には家族で取り組んできました。

いい未来を心に描きたいとも思ってきました。

でも本当に生命力が弱ってしまうと、もう自力では立て直すことが難しいんですね……。

ましてやリアルな苦痛や不安のさなかでは、望ましい未来など描けるはずもありません。

兵藤さんの遠隔気功ヒーリングには、それを外部から立て直してくれる力がありました。

そして何よりも、歯を守れたことだけでなく、心に抱えていた数々の罪悪感や恨みつらみを自然に解放できてスッキリとした気持ちになれたのが、本当に嬉しいです。

これからも自分たちで気功に励みつつ、定期的にお世話になっていきたいと思っています。

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