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歩く気功(行功・気功ウォーキング・歩行禅)

歩く気功(行功・気功ウォーキング・歩行禅)とは

歩く気功は、呼吸に合わせてゆっくり歩きながら、「気」の流れを整えていく気功法です。

特別な道具は必要なく、歩ける場所があれば、ご自宅の近くや公園などでどなたでも気軽に始めることができます。

歩くことと呼吸を意識して行うことで、心と身体がリラックスし、自然と「気」の巡りも整っていきます。

毎日の散歩にも取り入れやすく、無理なく続けられることも歩く気功の魅力です。

歩く気功は、別名「行功(ぎょうこう)」「気功ウォーキング」とも呼ばれています。

禅の世界では、「歩行禅(ほこうぜん)」という名前でも親しまれています。

皆さんも、日頃の散歩やウォーキングの中で、呼吸や歩き方を少し意識するだけで、歩く気功(行功・気功ウォーキング・歩行禅)を始めることができます。

このページでは、歩く気功の基本的なやり方を、写真を交えながら分かりやすくご紹介します。

なぜ歩く気功を行うのか

歩くことは、私たちにとって最も身近な運動です。

そこに呼吸と「気」を意識して歩くことで、単なるウォーキングではなく、心と身体を整える気功へと変わります。

歩く気功では、呼吸に合わせてゆっくり歩くことで、全身の力を抜きながら「気」の流れを整え、心身をリラックスさせていきます。

また、深くゆったりとした呼吸を意識することで、より多くの酸素を取り込みながら、無理なく続けることができます。

歩くこと、呼吸すること、「気」を意識すること。

この三つを組み合わせることが、歩く気功の大きな特徴です。

中国では、この歩く気功を取り入れた「郭林気功(かくりんきこう)」が広く知られています。

郭林気功(かくりんきこう)について

歩く気功として広く知られているものに、中国で生まれた「郭林気功(かくりんきこう)」があります。

郭林(かくりん)女史は、気功の普及に大きく貢献した人物の一人として知られています。

30歳代で婦人特有の悪性腫瘍を患い、何度か手術を受けられましたが、その後も痛みや体重減少などの不調が続いたといわれています。

そのような中で、郭林女史は気功を学び、呼吸をとても大切にした歩く気功を実践されました。

郭林女史は、深くゆったりとした呼吸によって、より多くの酸素を身体に取り入れることを大切に考え、呼吸と歩行を組み合わせた歩く気功を多くの人へ伝えました。

その体験をもとに広まった歩く気功は、現在でも「郭林気功」として中国をはじめ多くの方に親しまれています。

歩く気功のポイント

歩く気功では、呼吸と歩くリズムを合わせることが大切です。

右足を踏み出しながら2回息を吸い、左足を踏み出しながら息を吐いて、一瞬呼吸を止めます。

この「吸う・吸う・吐く・止める」というリズムを繰り返しながら歩くことで、呼吸と歩行が自然に調和していきます。

歩く速さよりも、ゆったりとした呼吸とリズムを意識することが大切です。

また、足はドスンドスンと踏み込むのではなく、かかとからやさしく着地し、足裏全体を使うように歩きましょう。

歩く気功のやり方

 右足を踏み出しながら息を吸います

右足から歩き始めます。

右足のかかとが地面に着くときに、1回息を吸います。

歩く歩行(かかと)

歩く歩行

続いて、右足のつま先が地面に着くときに、もう1回息を吸います。

このように、右足を踏み出す一歩の中で、2回に分けてゆっくり息を吸い込みます。

歩く歩行(つま先)

歩く歩行(右足のつま先)

歩く歩行(左足のかかと)

 左足を踏み出しながら息を吐きます

左足のかかとが地面に着くときに、ゆっくり息を吐きます。

続いて、左足のつま先が地面に着いたら、自然に一瞬呼吸を止めます。

歩く歩行(左足のつま先)

歩く歩行(左足のつま先)

その後、再び右足を踏み出し、同じリズムで歩き続けます。

スゥー(吸) → スゥー(吸) → ハー(吐) → 止める(止)

「吸う・吸う・吐く・止める」

このリズムを繰り返しながら、鼻から無理のない自然な呼吸で歩きましょう。

歩く時間の目安

最初は3分程度を目安に始め、慣れてきたら少しずつ時間を延ばしていきましょう。

歩くときは、両腕を大きく自然に振ることもおすすめです。

中国では、郭林気功を実践されている方の中には、1日に3時間ほど歩く方もいるといわれています。

ご自身の体力や体調に合わせながら、無理のない範囲で少しずつ続けていきましょう。

お釈迦様は、一生歩き続けたと伝えられているほど、歩くことを大切にされていました。

歩く気功も、毎日の生活の中で無理なく続けられる気功法の一つです。

歩く気功のコツ

最初は少し複雑に感じるかもしれませんが、慣れてくると呼吸と歩くリズムが自然に合うようになります。

すると、力まずに歩けるようになり、「疲れにくい歩き方」であることを実感できるでしょう。

毎日の散歩やウォーキングに取り入れながら、無理なく続けてみてください。

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